July 28, 2020

[Mining]

仮想通貨まとめ

2017年−2018年に仮想通貨の採掘をしていました。
その後大暴落(正しくは超沸騰してすぐ元に戻った)したり、自宅が使えなくなったりして採掘は終了していました。
先日、久々に引っ張り出してきて、少し様子を見てみました。
そこも含めて、今までやってきたことをまとめとして記事にしたいと思います。


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●グラフィックボードは効率が大事
使用するグラフィックボードについて、掛かる電気代と収入の問題があります。
高価でハイパワーでボードよりも、使用する電気代に対して入る収入のバランスが良いものが良いようです。
例えば、
 高価でハイパワーなグラフィックボード:ハイパワーx高い収入x高い電気代
よりも、
 効率の良いグラフィックボード:そこそこのパワーxそれなりの収入xそこそこの電気代
の方が実入りが良いです。
ただし低能力過ぎると、電気代の安さよりも収入の少なさの方が大きくなりました。
というわけで、とにかく効率を調べて確認することにしていました。

2017年当時、この「バランスが良いボード」、AMDのRadeon RX 470が秋葉原でゴールデンウィーク特価として安売りされていたことからマイニングのブームが始まったと認識しています。(当時NVIDIAのGeForceシリーズの方がゲーム性能が良いとされ好評で、Radeonシリーズは売れないため値崩れしていたと記憶しています)
RX460では低スペック過ぎて収入が少なくペイするには長期間の運用が必要になる。長期間の運用は故障のリスクもあります。RX480はゲーム性能が良すぎるために消費電力も多いがために電気代もよりかかり、上位製品は購入する代金もそれなりに高いです。中間のRX470はそれなりの性能で採掘でき、特売で安く購入出来たのでペイも早く出来た、ということだったようです。

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●電気代がカギ
掛かる電気使用量とコイン収入は一定とすると、支払う電気代が気になります。
契約のプランや、当時ちょうど電力自由化の話(ガス会社の電気とか)があったり、地域によって電気代が違ったりしますので、「北陸は電気代が安い」とか聞くと羨ましかったです。(蛇足ですが気温が低くて冷却が楽そうだなぁとか)。
ソーラー発電と組み合わせても良いでしょうけど、ソーラー発電の機器を償却するところまで掘り続ける(稼ぎ続ける)ことが出来るかは、疑問です。
長期計画は、途中で相場が変わる問題や、コインの半減期による採掘収入の減少、故障と製品の保証期間などのリスクがあると考えます。。

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●グラフィックボードの扱い
グラフィックボードは高価で、採掘して償却しようとすると2年ぐらいかかる計算でした。
しかし実際に2年採掘しようとすると、途中で相場が変わる問題や、コインの半減期による採掘収入の減少があり、2年間ずっと同じだけ稼ぐのは難しいと思います(2017年頃は半減期による収入減があってもコインの価格が上がったのでまだペイ出来ました)。
そこで1年ぐらい使って中古で売り飛ばして半値を取り戻すと、ほぼ元手が回収できる気がします。
また2年経つとグラフィックボードが世代遅れになり、最新型と比べると性能(効率)が劣る気もします。
システムを放置せず、せっせと面倒を見る必要がありそうです。

元手を回収して新しい機材を買うことで、経年劣化による故障を逃れることもできると思います。
そういえば、たまたま私も一台壊れました。回収しきれていないのに壊れたのでマイナスです。壊れる前に売れれば一気に半年分ぐらいは回収できたことでしょう。

個人的にうれしいのはお金をかけずにずーっとパソコンいじりして遊べるわけです(収入にまでなるか…はコインの値段次第?)。

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●冷却について
冬は室温が低いのでいくら回しても平気なのですが、夏は大変です。
ファンは全開になるとうるさいですし、グラフィックボードも設計上の温度を超えれば保護機能が働いて性能がダウンさせられたり、最悪故障することも考えられます。
扇風機でぶんぶん風を送る人もいるようですが、収入がギリギリなのに扇風機回して電気代をかけたらマイナス利益になりそうな気もします。
そこで「グラフィックボードの扱い」とからめて、春になったらグラフィックボードを売ってお休みし、秋に新型で効率の良いものを買ったら、いろいろ楽しめそうです。

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●PCそのものについて
PCそのものは、なるべく安く、かつ省エネを意識しました。
グラフィックボードだけではなくCPUでも採掘することは出来るのですが、掛かる電気代を考えるとマイナスになるので採掘はしません。あくまでもOSを動かしグラフィックボードを制御するだけです。末尾に「T」が付く省電力タイプのCPUと適当なマザーボードをヤフオクで仕入れました。
PC1台につきグラフィックボードをたくさん繋ぐことも意識しました。PCI-Eスロットが複数あればボードも複数させますが、スロット数を超えれば2台目のPCが必要です。するとCPU/MB/電源ユニットがもう一組必要になってしまいます。ebayで怪しげな分配機と、amazonでなるべく悪評価のないライザーカードを仕入れてグラフィックボードは3枚繋ぎました。
PC用の電源については妥協できません。電力効率は電気代にもかかってきます。グラフィックボードの消費電力を調べて合計を計算し、使用電力に見合う容量でかつGold仕様の電源ユニットを買いました。
PCケースは、100均のスチールラックを買ってきました。足4本に棚板3枚で1000円ぐらいでしょうか。マザーボードを載せる台の代わりに板切れも一枚買いました。
難燃マットも買いました。本当に火を噴いたらマット程度では防げませんが、まぁ、いろいろ(無駄に?)買ったなぁ(^^;。
本気で火事対策するならラズパイで温度センサーかサーマルカメラと消火器でも繋いで監視&噴射させるってのはどうだろう。(たぶん火事にはならないので無駄)

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●火事怖い
怖いのは火事です。
ほぼ100%パワーで稼働し続けること。熱も出ます。また冷却も兼ねて「マイニングラック」という普通のパソコンのケースではなく、骨組みだけのラックに直接部品を配置しますので、埃が溜まったりもします。複数のグラフィックボードを使用するために延長ケーブルのような「ライザーカード」というものを使いますが、質の悪い安物が混じっていたりすると故障や発火の恐れがあります(電源の引き回しに細いケーブルである「SATAの電源ケーブルを使ってはいけない」という記事がたくさん出てきます)。
かくいう私も、むき出しの基盤に埃が溜まった結果、電源を入れた瞬間にショートして火花がはね、システムが停止したことがありました。月に一度ぐらいはエアダスターで埃を飛ばしていたつもりでしたが、良く見えないところに溜まっていたようです(改めて掃除したら復帰しました。幸いにも何も壊れていませんでした)。

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と、いうことを考えたり試行錯誤しながら、夏は休みつつ2年間採掘しました。
電気代は月に1万円x12か月分ぐらい。PCや機材の購入に15万円ぐらいかけたでしょうか。
グラフィックボードは4枚、RX460、RX470、GTX1070、GTX1070Tiを買いました。うちRX470は1年弱ぐらいで壊れました。
最後にGTX 2枚をヤフオクで売って4.5万円にはなりました。
今は今日現在で12万円分ぐらいのコインが手元にあります。
まあマイナスですね。
大暴落の直前にあった大暴騰時の価格はだいたい今の2倍なので、その時でなんとかトントン。RX460ではなくてRX470がもう一枚あればプラスになれたかなぁ。

結論としては、PCいじって遊んだと思えばそんなものでしょうか。「PCいじって遊んだ」は「ゲーム機買って遊んだ」と同義だと思います。それどころか、例えばプレステ買って遊んでも、手元にお金は残らないんですよ。だからなかなか良い遊びだったと思いますよ。

以上ですー。

Posted by nic at July 28, 2020 10:36 AM
Comments

テスト。

Posted by: にく at July 28, 2020 12:31 PM

あれ?
コメント動かんと思ったら急に動いた。

Posted by: にく at July 28, 2020 12:31 PM

2021/01/07 13:13現在のBTC価格は3,865,090円。

月に1万円x12か月分ぐらい。(12)
PCや機材の購入に15万円ぐらい、最後にGTX 2枚を売って4.5万円。(15-4.5=11.5)
小計12+11.5=23.5

ですので、「当時マイナスでも持ち続けていたらプラスになった」が2021/01/07現在時点での結論です。

Posted by: にく at January 7, 2021 01:14 PM
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